猫を愛する皆様こんにちは、ねるみです。
「そういえばアンタ愛玩動物飼養管理士の資格勉強ちゃんとやってんの?」
というお声が聞こえてきそうですが、一応ちゃんとやってますよ〜^^
教本を読む→問題を解く→答えを見る→教本で確認 というのを延々やっています。
大丈夫かどうかは分かりませんが内容自体はちょっとずつ頭に入ってきているはず・・・エヘ。
来月の資格試験に向けて頑張るのみです。
ということで今回は
愛玩動物飼養管理士のお勉強中に「へー」と思った情報と、そこからねるみが考えたことをお伝えしていこうと思いますです。
一旦ニョルまるさんのCMでーす。
粉雪デス(実際はぼたん雪)
雪とか全然平気ダシ(ガクブル)
僕の肉体美デス✨
巻き込みリプしてやるんダシ
仲良し💖
では本題へ・・・
と言ってもいきなり教本のむつかしいことは疲れますし、まずはねるみお得意の例え話でも聞いてやってください。
どっちのカレピ(彼氏)の彼女になりたい?
あなた子ちゃんは可愛らしい女の子です。
ある日、特に好きでも嫌いでもない求男(もとお)くんと与男(あたお)くんの2人から熱烈な告白をされ、とりあえずそれぞれとお試しでデートすることに。
求男くんと与男くんはドライブにあなた子ちゃんを連れていきました。
求男くんのドライブデート
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与男くんのドライブデート
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と・・・。
求めるばっかりでダメダメな求男くんといろいろ気遣ってくれて素敵な与男くん
あなたはどちらの彼女になりたいですか?
どちらの助手席にずっと座っていたいですか?
まぁ・・・わかりやす過ぎるくらい求男くんがダメ過ぎるんですけど、
一般的な感覚ではどう考えても与男くんですよね。
ヒト&家猫のあるべき姿とは
自分を気遣っていろいろ環境を整えてくれたり、楽しませてくれたり、かっこ悪いところも受け入れてくれたり、自分と過ごす時間に幸せを感じて感謝してくれる与男くん・・・
ここまで大切にされてそれがずっと続いたとしたら、例え最初は好きでも嫌いでもなかったとしても、次第にあなた子ちゃんの気持ちはきっと変わっていきますよね。
「まぁこの人の彼女になってもいいかな」
↓
「この人の傍にいると私も幸せかも」
↓
「与男のこと好きかも」
↓
「与男、好き!」
↓
「与男、だいしゅき💖」
みたいな。
そしてその気持ちの変化に伴ってあなた子ちゃんが発する与男くんへのリアクションもどんどん可愛く素敵になっていくはず。
そしてそんなあなた子ちゃんを与男くんはさらにさらに大切にしていく。
という愛と幸せの好循環が永遠に続いていくのであった・・・・・めでたしめでたし。
はい。
愛されて幸せを掴む女の子あなた子ちゃんの物語でした。
さて。
これ、ヒトの男女に例えて話しましたが、
この与男&あなた子ちゃんの関係こそ、ヒト&ヒトと暮らす猫(以後「家猫」)のあるべき姿じゃないかと思うんです。
「え。猫を大切にして暮らすのは当たり前でしょ?」
と思いますよね?
私もそう思いますけど、その『当たり前』の部分をちょっと詳しく解いてみたいと思います。
猫がヒトに癒しをもたらす理由
ここでようやく愛玩動物飼養管理士の教本の出番です。
長かった・・・
「ヒトの心身は動物が発するシグナルから影響を受ける」
これが俗にいう動物を見て「癒されたわ~」という気持ちだったり、医学的に表現するならば「血圧や呼吸数、心拍数が安定する」という体の状態だったりします。
動物から影響を受けて、ヒトは自らの心身の状態を変化させているということですね。
で、その始まりはなんと10万年あまり前。
マジ。
ということを説明している教本の一部のがこちらです。
10万年あまり前、人間が文明を持たず、東アフリカのサバンナで動物たちと同じように生きていた時代、その時代の人々にとって動物は食料であると同時に『環境のバロメーター』のひとつでした。
うれしそうにさえずる小鳥の歌声を耳にしたり、草原でゆったりと休息を取るシカの群れを見れば、人間はその近くにはおそらく捕食獣がいないであろうことや、そのときの気候やその他の環境因子が良好であることを察知できたのです。
それゆえに人間はそのような動物の姿を見て安心し、気分を落ち着かせることができたのでしょう。
これが血圧が下がるというような生理学的変化を人の体にもたらすのであり、私たちが今日いうところの癒しの正体は、実は動物が人に送るシグナルの結果として生じる心身の安定なのです。
しかし、これは逆に作用することも当然考えられます。
たとえば上記のシカの群れが突然おびえた様子で走り出せば、ついさっきまで安心して見ていた人間は同様に驚き、あわてふためくでしょう。捕食獣が襲ってくるかもしれない、何か予想しないことが起きるかもしれない・・・動物の行動は人にそれを伝えているのです。そしてそのシグナルを受けた人間は今度は不安になり、落ち着きを失います。
つまり私たちが動物に「癒される」のはあくまでも動物自身が良好な環境の中で安定した精神状態に置かれているときのみであり、もし逆に動物が不安や恐怖、不快感等を抱いていれば、それを見た人間の気持ちもマイナスの影響を受けてしまいます。
(略)
これが最も基本的な人と動物の関係であり、動物を巻き込んださまざまな活動は常にこのことを原点とすべきです。
(愛玩動物飼養管理士2級教本より)
個人的に「癒される」という表現を動物に使うのが嫌いなのですみませんが以降は「幸せな気持ちになる」と変えさせてもらいますね。
要は
「昔、ヒトは動物の様子を判断材料にして身の安全を察知して安心したり、危険を察知して不安になったりしていた」
「現在においてヒトが動物を見て幸せな気持ちになるのは、その動物が良い環境にあるということ」
ってことですね。ふむふむ。
愛猫のハッピーシグナルを引き出そう
でも、太古の昔(動物とヒト)と現代(家猫とヒト)では大きな違いがあります。
それはズバリ環境因子でしょう。
太古の昔(動物とヒト)の場合 環境因子 |
現代(家猫とヒト)の場合 環境因子 |
ということで、
太古の昔の環境因子はヒトの責任外のことなので、例えばライオンが近くにいるのを察知したシカが逃げ出すのを見たヒトは「やべぇぞ!逃げるべ!」と逃げていればOKなのですが、
現代の家猫をめぐる環境因子は全てヒトの責任下の問題なので、例えば家猫が自分に威嚇シャーしてくるのを見たヒト(飼い主)が「なんだコイツ、可愛くねえな」と腹を立てて放置して終了というのは無責任なNG行為になる訳なのです。
可愛くない態度(シグナル)を受けて「なんだコイツ、可愛くねぇな」と反応するのも分からなくはないけど、そもそもそういう悪いシグナルを猫に出させている環境因子自体がヒト自身によるもの、つまりヒト自身のせいなワケで・・・
ここで求男くんを思い出しましょう。
好きと言ってきたからドライブについていったのに、なんの配慮もせずに自分は求めるばかりで最終的に「思ってたのと違う」と高速のPAに捨て置いて逃げる求男くん。
彼はおそらく無意識下で「彼女ができたら幸せになれる」と単純に考え、それゆえに「相手を幸せにするために自分が何かする」ことの大切さをわかっていなかったのだと思います。
そんな求男くんが猫と暮らしたとしたら、どうなってしまうでしょう・・・
考えただけで恐ろしいですよね。
猫と暮らしたからって自動的に幸せになれるわけではなく、
猫とヒト(自分)が幸せになれるかどうかは、良いシグナル、ハッピーシグナル(今考えた)を猫に出してもらえるかどうかに掛かっているのです。
そしてそれは自分起点かつ自分次第の問題であり、責任なわけなのです。
すべての始まりは「猫を自分が幸せにするんだ」という思いから。
その思いがあればきっと猫は応えてくれます。
そう、与男くんに振り向いて愛に応えたあなた子ちゃんのように。
このブログを読んでくれている皆さんはもちろん100%全員が与男くんなわけで、与男くんとあなた子ちゃんのような愛と幸せの好循環の中で愛猫ちゃんとの毎日を送っておられると思います。
(一応私もそのつもり)
なので別にシグナルがどうとか知らずとも全く関係ないんですけど、知っていても悪くないお話かなぁと思って今回お伝えしてみました。
これからも一緒に愛猫ちゃんの
ハッピーシグナルを引き出していきましょうね💖
そしてもし周りに求男くんみたいなヒトが猫と暮らそうとしていたら、与男くんになることの大切さをぜひ説いてあげてください。えへへ。
長くなりましたがここまで読んでいただきありがとうございました!
ではでは〜。
コメント
ブログにもおじゃまします\( ˙▿˙ )/
求男と与男…なるほどなぁと思いながら読みました!
まるとふくの幸せが私の幸せ❤️
やっほーまるふくママ
読んでくれてありがとう!(*´∇`*)
まるちゃんふくちゃんが幸せならママも幸せだね✨
素晴らしい愛だ